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マフラー地蔵

今年も残すところ、とうとうあと二日。

もうじきお正月だなぁ・・・

大掃除(小掃除?)をしながらクリスマスの飾りつけを撤去、
がらんと淋しくなった門の入り口にさて何を置きましょう、と

がさがさと引き出しを物色してみたら、ずいぶん前に骨董市で買ったお地蔵さんが出てきました。

あ、可愛いかもー♪(^o^)

決めた。うちは喪中で、お正月の祝いものはいけないので、これを置くことに。


だけど・・・

そのままでは寒々しくて、なんだか気の毒なカンジ。

よく赤いエプロン(?)を縫ってあげる人はいるけれど、時間もないので
ゆび編みでマフラーを作ってみました。

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編みながら、「かさ地蔵」を思い出したりして。
そうそう、あれは雪が降る年末のお話だったもんね・・・

ほとんどの方が「かさ地蔵」のお話をご存じだとは思いますが、
一応、Wikipediaのあらすじをそのまんま貼りつけておきます↓

ある雪深い地方に、ひどく貧しい老夫婦が住んでいた。
年の瀬がせまっても、新年を迎えるためのモチすら買うことのできない状況だった。 そこでおじいさんは、自家製の笠を売りに町へ出かけるが、笠はひとつも売れなかった。おじいさんは笠を売ることをあきらめ帰路につく。
吹雪の中、おじいさんは7体の地蔵を見かけ、売れ残りの笠を地蔵に差し上げることにした。
しかし、手持ちの笠は自らが使用しているものを含めても1つ足りない。そこでおじいさんは、最後の地蔵には手持ちの手ぬぐいを被せ、何も持たずに帰宅した。
おじいさんからわけを聞いたおばあさんは、「それはよいことをした」と言い、モチが手に入らなかったことを責めなかった。

その夜、老夫婦が寝ていると、家の外で何か重たい物が落ちたような音がする、そこで扉を開けて外の様子を伺うと、家の前に米俵やモチ・野菜・魚などの様々な食料・小判などの財宝が山と積まれていた。
老夫婦は雪の降る中、手ぬぐいをかぶった1体の地蔵と笠をかぶった6体の地蔵が背を向けて去っていく様子を目撃した。
この地蔵からの贈り物のおかげで、老夫婦は良い新年を迎えることができたという。


くー、子どもに語り継ぎたい泣ける話 (T_T)

私のは、かさ地蔵じゃなくて、マフラー地蔵でしょうか。


ふふふ、どうせならもっと温まってもらえるように火鉢と、おにぎりもお供えしてみました。

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もしかしたら・・・ 明日の朝、なにか良いものが玄関先に置いてあったりして♪


なんて、下心はダメダメー。
健康なだけで十分幸せな師走。感謝です。

人も、お地蔵さんも、犬も、猫も、鳥も、みんなに明るいお正月がきますように。




今年のブログは、これでおしまいです。
皆さまには、「いいね!」やリンクをたくさんして頂いて、ありがとうございました。

数が多いと不思議で・・・ でも、みてくださっている人がいる事が励みになりました。
来年も訪ねてもらえたら嬉しいです。

どうぞ良いお年をお迎えください。
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by tanakokoro-06 | 2012-12-30 20:45 | 家ノコト

今日は冬至

今日は南瓜を食べて柚子湯につかり、無病息災を願う冬至の日。

南瓜と柚子を絵に描こうか・・・

でも、今更そんなありきたりなもの とその気がなかったのに、

通りの小さな八百屋さんの前を通りかかったら→「小菊」という品種の小ぶりで
名前の通り菊の花のようにカワイイ南瓜に一目ぼれして

やっぱり、描くことに~001.gif

店先で、一番姿の良いのを選ぶべく座り込んでひとつひとつじっくり眺めていると


「これ、何にするの?」とお店のおばちゃん。

「絵手紙にするつもりなんですけど、どれが良いでしょう?」


すると、「私も野菜を絵にできたらええのになぁといつも思うんよ。でも、思うだけで難しいねん。
うちの野菜を描いてくれたらすごく嬉しいわ。」

と、大喜び。

「この間、かりんを一つもらったんだけど、半分あげる。それも良かったら描いてちょうだい
よ~」と半分にしたかりんを頂いてしまいました\(^o^)/♪

ちょっと忙しかったので、やっつけ仕事気味になってしまいましたが

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いちおう描けて、良かった、良かった。


この冬至を境に、日が長くなってゆくそう。

まだまだ寒いけれど、春は少ーしづつ近づいてきてくれるのですね。
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by tanakokoro-06 | 2012-12-22 09:33 | 絵ノコト

12月13日は煤はらいの日

いよいよ師走も半ば。

大掃除には早いかなという気もしますが、実は昔から12月13日が煤払いの日なんだとか。

この時期になると、亡くなった義母を思い出します。
こと掃除に関しては厳しい人でした。
本当に半月かけて一緒に家中を掃除してまわったっけ・・・
窓や建具もただ拭くのではなく、全部はずして外で洗うのです。
途中、雪が降ってきて「ここまでしなくても」と思ったことも。

掃除機をかけた後にさっと雑巾掛けすれば十分だと思っていた私に、
姑は徹底的に掃除を仕込みました。
当時は大変だったけれど、今は懐かしく思い出されます。

特に思い出深いのは、お手製のはたき。(写真右)

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はたきが汚れてくると昔の襦袢を裂いて作り直して、「新作ができたわ。見て~!」と嬉しそうでした。
元気な頃はおちゃめな人だったのです。

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はたきの横の年季が入った箒も義母のもの。
「東京箒」のラベルが骨董ものです。

そして、その隣の2点は私の箒。
けっこう使っているつもりなのですが・・・まだまだ色が浅いですね(笑)


それにしても、こうやってじっくり見てみると、箒の作りの美しいのには感心してしまいます。

日本人の手仕事、美意識は素晴らしいとしみじみ思います。


というわけで、今日はこの箒とはたきを絵にしてみました。

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                      ものすごく似合うわが家(笑)


そえた言葉は、今わたしが大好きな「龍眠帖」を意識して書いてみました(全然違うケドー!)
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龍眠帖とは書家中村不折が書いたなんとも魅力的な本。
今見ても斬新なのに、これが書かれたのが明治時代だったなんて、どれだけセンセーショナルだったのでしょう。
台東区の書道博物館で買った大切なものです。


そして、おまけ画像は、私が台所で絵を画く時に、ずっとテーブルの上で見ているうちの猫「うずら」
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眠くてゆらゆら船をこぎながらでも頑張って座っています。
公園でひろった猫ですが、今では家族のアイドルなのでした。
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by tanakokoro-06 | 2012-12-14 12:46 | 絵ノコト

落穂ひろいのエプロン

もう今年もあとわずか。
振り返ると、一番大きかったのは義父を見送ったこと。
ほとんど毎日病院に行って、夜は書道の作品や課題を書いて・・・それしかなかったような。


咲いている花を見るたび、「なんて綺麗。描きたいなぁ」と思うのに、
書道の締切が追いかけてきて、それをやっつけている間に
花はいつも枯れていました。

すごく充実していると思っていたのに、
こころはどこか殺伐としていた。

なので、もう今年は書道は終了。(子どもの教室はあるけれど)

いっぱい書き過ぎて、ちょっと疲れました。


当分は絵手紙を描くのです。
なるべくたくさん書き貯めて、こころの貯金をします。


それから、もうひとつ今年やりたかったこと。

それは、落穂ひろいのエプロンを縫うこと。

「落穂ひろい」とは、フランスの画家ミレーの名画で ↓

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刈り入れが終わった後の畑で残った麦の穂を拾い集める3人の貧しい農婦が描かれているのですが
朝の日差しを浴びて仕事をする労働者の姿は輝くばかりに美しい。
特に印象に残るのが独特のかたちのエプロン。

こんなエプロンが欲しい(ろくに仕事もしないくせに~)と思っているところに
雑誌で作り方が載っていたので、それを参考に縫ってみました。

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     寒い時期なので、明るい色のチェックで(15年前の生地が生まれ変わって良かった\(^o^)/)
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                このお尻の二か所の紐結びで腰をかがめやすいそう。なるほど。
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                        後姿が可愛いんです


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                    もうひとつ、これは「熊手をもつ女」

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                     そのエプロンは、こんなふうに
                     厚手の麻使用。丈は絵よりも短めです
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             出来上がりがあまりにぱりっとしていたので、一度洗ってくったりさせました。


作ってみると、もう少し紐が長い方が良かった、幅も広さが足りなかったと改良点があるものの
とにかくしたかったことが出来て納得。


これを巻いて、、、 やっぱりやらないといけないことは大掃除なんでしょうね・・・008.gif
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by tanakokoro-06 | 2012-12-11 21:45 | 縫イモノ

久しぶりの絵手紙

実家に帰る予定だったのに、悪天候の為列車が動かずで帰省はとりやめ。
ぽっかり時間が空いたので、今日は絵手紙を描いていました。


私の大好きなこけしさん。
こけしはスゴイです。見れば見るほどモダンなデザイン。
日本の民芸品の奥深さを感じます。


そして、なんといっても愛らしい。

以前、「こけしには哀しい言われがあるから、あまり集めるものではない」と言われた事がありましたが
もしもそうなら、なおの事、大切にしてあげれば良いと思っています。

                     
                            今日の3点↓

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                         昨日は、菊も描きました。


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とちの実のようにころんとした花容れが気に入っています。
これを作られた方がすぐ隣町の人で、近々陶房に遊びにいく約束もしました。
おばさんになると誰とでも仲良くなります(笑)


それにしても、もう師走・・・
のんびり絵手紙をかいている場合ではないのかも008.gif
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by tanakokoro-06 | 2012-12-07 15:34 | 絵ノコト

白磁のような人・・・西垣一川さん

もう一月も前のことになりますが、五行歌人で女流書家の西垣一川さんの
「一川の年賀状書きま書」に行ってきました。

ワークショップがあったのは、風情たっぷりの京都、ちおん舎。

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憧れの一川さんて、どんな方?と緊張しながら待っていると、黒い大島紬をお召しの小柄で愛らしい方がちょこちょこと準備をしてくださっていて


あー、一川さんではないですかー\(^-^)/
なんともたおやかでお美しくて、しばし見とれる…


いえ、見とれてばかりではいけないのでした。
年賀状を書きに来たのですから~( ̄ー ̄)

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一川さんの書かれたお手本を見せて頂き、

一川さんの手作り筆で書いてみる。

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割り箸に麻紐がついた筆は初めての経験で全く思い通りにならず(普通の筆でもならないのに!)
下手くそな書き損じがばかりがどんどん増える。
書ではなく恥と冷や汗をかきに来たというのが正しい!(-_-;)↓ フー


でも!来た甲斐があったのです~。
幸せなことに、一川さんは参加した人たちの名前の一文字を揮毫
「今日は特別です♪」とプレゼントしてくださり、一同感激\(^o^)/

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これが私の名前の一字の「葉」

どんな表装にしようかな。ありがとうございました。大切な宝物になりました。



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帰宅後に早速取り寄せた、五行歌の歌集 「透理」 にもずずーんと胸打たれ

改めて、プロフィールを拝見させて頂きました。そうしたら、あ、と思うことが。

お好きな小説家に「立原正秋」とあったのです。
そうだったんだ・・・だから…だからなのだわ!

一緒にするのは申し訳ないのですが、私も立原正秋氏が大好きで中学、高校時代は読み耽ったものです。

骨董、着物、書画、お庭、所作、恋、潔く生きるには、、、未知の美しい世界に浸りつづけました。
中でも一番興味を惹かれたのが、必ずと言って良いほど登場する

「李朝の白磁の壺のように凛として清らかで、でもどこかが少しいびつで、
またそれがなんとも眺めがよく いつまでも見ていたい女性」

果してそんな人がいるんだろうか。いたとしたらそれはどんな人?

今まで何度か立原氏の小説は映画やドラマにもなり
何人かの女優さんが演じられたけれど、どこか違和感があったっけ。

「違う、違う。白磁のような人はこんな人じゃない。やっぱり現実には存在しないのかも…」

三十年以上の私の白磁の人探し、それが一川さんとお会いして、ようやく終わりました。

この方こそが李朝の白磁の壺のような方。


終わってからカフェでお茶を飲みながら
「猫と犬は、どっちが好き?私は犬よ」とか

「以前アップされていた屋根裏部屋の写真、あれすごく良かったわ」
とくりくりした瞳で言ってくださって、まるで夢のよう。一年前のものなのに♪


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これがその誉めて頂いた写真なのですが、一川さん・・・すいません。
これは屋根裏部屋というか私の部屋なのです(笑)
でも、一川さんに褒めて頂いたら、昼間でも薄暗い部屋が輝き始めました\(^-^)/るるる~


一川さんが関西に住まれることになってホントに嬉しいわたし。
またお会いする機会があれば良いな。
その時にはもうちょっと上達していたいと思うのでした。

一川さんが、どんな方なのかは、こちらでご覧くださいね072.gif
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by tanakokoro-06 | 2012-12-03 13:39 | 書ノコト


書道、絵手紙、縫い物などの手しごと備忘録です。


by tanakokoro-06

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